息子は搬送先のNICUにて、頭だけをすっぽり包むタイプの保育器?(宇宙飛行士のような見た目)の中でスヤスヤ眠っていたようです。
気胸はそこまで重症でなければ、自然に穴が塞ぐのを待つということになるらしいのですが、とりあえずたくさんの酸素を吸うことができるように頭を覆っていたようでした。
とりあえずは元気なようで、その報告を受けたときはホッとしました。
でも、自分で様子を見たわけではないので、やっぱり不安はたくさんなわけで…。
助産師さんや先生も病室を訪れてくれて、いろいろ話を聞いてくれました。
赤ちゃんなしの授乳
そして、赤ちゃんが近くにいない状態でもやってくるのが授乳…!(この産院は母乳育児推奨でした。)
特に直接赤ちゃんに吸ってもらうことができなかった私は、母乳が出なくならないようにと、助産師さんの指導のもとひたすら手搾りで搾乳しました。
はじめはほんの少ししか出ないのですが、初乳という黄色い母乳はとても栄養豊富で、赤ちゃんにとっても免疫力を高める上で大切なものらしく、「少しずつでいいから搾って赤ちゃんに届けましょう」という助産師さんの言葉に励まされつつ、黙々と頑張りました。
ちなみに搾乳した母乳はナースステーションで冷凍保存してもらい、息子が入院しているNICUに面会に行ける時に渡す、という感じでした。
量の少ないときは、10mlまで入る、スピッツという試験管のようなものに搾りました。
量が搾れるようになってからは、消毒済みの哺乳瓶に搾り、それを母乳バッグという滅菌済のジッパーバッグにうつして冷凍しました。
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赤ちゃんが泣いて起こしてくれるわけではなかったので、夜も3時間ごとにアラームをかけてひたすら搾乳をする入院生活でした。