初めての妊娠で、どうしたら陣痛がくるのかもわからないまま、気づけば40wを過ぎた私。
このまま予定日を超過したら41wで誘発分娩になるとの説明を受けていました。
これは陣痛?
実は40w4dあたりから、5〜10分おきに陣痛がありぜんぜん寝たり食べたりができなかった私。
「もう生まれるんじゃない?!」と思い、2回ほど病院へ行ったのですが、子宮口が1cmくらいしか開いていないからまだまだだと言われ帰され…。(こんなに痛いのに!!!泣)
まぁ、実際に入院した時の痛みはそれ以上だったんですけどね…。(私にとっては前駆陣痛もなかなかのものでした…。)
この時点で40w6d。
誘発分娩の期日まで、あと1日でした。
本陣痛がきた…!!
結局、1度また家に帰り、「ゆっくり湯船に浸かるとお産も進むと思うよ。」という主治医の先生の言葉を信じて、ずぅーっと続く前駆陣痛を我慢しながらお風呂タイムを過ごしました。
そして、そのお風呂効果があったのか、その日の夜に本陣痛がきて再度病院へ!
とりあえず通された部屋について助産師さんに確認されたその時点で、子宮口はいっきに6cmまで開いていました!
もう歩くのもしんどかったけど、なんとか部屋を移動しベッドに上がり、このまま子宮口が10cmに開くまでひたすら陣痛との戦い…。
おまけに日曜日で病院スタッフの人手が足りず、助産師さんはほとんど部屋にいませんでした。(この産院はベッドがLDRで、陣痛、分娩、回復まですべて個室でした。)
私の場合は立ち会いだったので1人になることはなかったですが、初めての出産でプロが近くにいないのはなんとなく心細かったです…。
訪れる長い戦い
もうだいぶ陣痛と戦って、それでもなかなか子宮口10cmにならず…。(ラスト1cmが本当に長い…!!!)
促進剤は使えないのか相談したのですが、人手がないので母体や胎児に何か異常が起きた時にすぐに対応できないかもしれないとの理由で使用できず…。
助産師さんの指示で、ベッドの上でヤンキー座りしたりして(笑)できるだけ赤ちゃんがおりてくるように頑張りました。
寝返りを打つことさえやっとという中、自分でもよくやったなと思います。笑
その甲斐あってか、いよいよ子宮口も全開に…!!
助産師さんの「いきんで!」の声に合わせてついに破水!!
ベッドも陣痛仕様から分娩仕様に組み替えて、ここからが出産本番!という感じに。
いよいよ出産!!
それからはもうひたすら指示通りにいきんでいきんでいきんで……(いきむ時は目を開けたままのほうが力が入るそうです。)
ここ何日かほとんど寝てなかったこともあり、陣痛の合間には意識がとんで、また陣痛で目が覚めていきんで…というのを繰り返し、ついに赤ちゃんの頭が!
頭が出たので「もうこれ以上はいきまないで!」と言われ(頭が出た後にいきむことで、赤ちゃんの胸骨などを折ってしまう危険があるそうです…。)その後はスルッといくのかと思いきや、長男は肩幅もあったようで…まさかの肩もひっかかりました。(笑)
そして、元気な産声を聞いて1番はじめに思ったことは
「終わった…」
でした。(笑)
ちなみに立ち会いした夫は号泣していました。(笑)
こうして、私の初めての出産は長期戦でしたが、なんとか希望していた自然分娩で乗り切ることができたのでした。
いや〜…出産がここまで過酷だとは思いませんでした…。