手術から4日目、無事に退院を迎えました。
-
娘の肝嚢胞と臍ヘルニアの手術は無事終了!退院はいつ?
娘の手術は無事に終わり、これから先は段階的に進んでいくことになりました。 (手術の話はこちらから↓↓↓) まずは、酸素マスクを外すこと。 それから、痛み止めの点滴を抜くこと。 そして、入院してからまっ ...
続きを見る
入院中は年齢制限のために会えなかった上の子も、ひさしぶりに娘に会えてうれしそうでした。
ただ、手術後ということもあり、大丈夫だろうとはわかっていつつも、家に帰ってからなにかあったらどうしようと、こちらはドキドキしてしまいました…。
それでも、やっぱり家族みんなそろうというのがうれしくて幸せなことだなーと改めて実感できました!
でべそはどうなった?
そして、気になっていたおへそ…!!
入院中もガーゼが貼られていたので見る機会がなく、こちらは退院後4日目でついにガーゼをはずすことになりました。
先生はかっこよく再形成できたと思うと言っていたので、楽しみなような、でもちょっとこわいような…。
そんな娘のおへそは……
……へこんでる!!!!!!!!
腹腔鏡手術をしたのもあり、少し傷口を縫った感じはあるものの、おへそになってる!!というのが1番の印象でした!(笑)
臍ヘルニアだった頃のおへそと比べると、一目瞭然でよくなってる!と思えます。(涙)
いやー……感激です…。
今までは泣くとお腹に力が入って、ちょっとのでべそがさらに大きいピンポン玉みたいなかたまりになって、それがなにかに圧迫されると苦しくてさらに泣く…みたいな悪循環が多かったのですが、今回ちゃんとおへそにしてもらったおかげで、うつ伏せも苦しくないし、泣いて変にお腹を圧迫されることもなくなり、本当によかったな、と思いました。
術後の変化
そして、手術をして変わったな、と感じたことは他にも。
まずは、母乳の吐き戻しが減ったこと。
手術前は、本当に毎回毎回かならずと言っていいほど、授乳後に吐き戻ししていました。
しかもかなりの量を吐き戻すので、たとえば外出先で授乳したあとにゲップさせると、私の服まで吐き戻した母乳で汚れてしまい、あの独特なミルクっぽいにおいがついてしまうので、あまり家以外で授乳はしないで済むようにしていました。
ゲップ後にすぐ吐き戻さなくて、今日はいい感じ?!と思っても、時間が経ってからいきなり吐き戻したり…。(そんなんでも体重は順調に増えていました。)
ちなみにうちの場合、初めての子供である息子のときは吐き戻しがまったくと言っていいほどなかったので、新生児訪問のときに保健師さんに相談したら、男の子よりも女の子のほうが哺乳量が少ない分、飲んだあとに余分な母乳やミルクを吐き戻ししやすいと思う、と言われました。
もちろん娘の場合は、小さいお腹の中で相当な割合を占めていた肝嚢胞が、胃を圧迫していたのは大きかったと思います。
おならにも変化が!
そして次に。
実は娘、生まれて少し経った頃から、とにかくおならが臭かったんです…。
特に便秘なわけではないときでさえなかなかの悪臭で、スリングで抱っこしているときにおならされたら、すごいにおいがこっちまで上がってくるような感じでした…。
でもこれも、手術をしたらパッとなくなったんです。
まだ胎児だった頃からずぅーっとお腹にあった肝嚢胞。
その中の水分が腐敗してそんなにおいになっていたのか、結局はわからないのですが…肝嚢胞がなくなったらまったくにおわなくなりました!(ちなみに主治医の先生におならの件は相談したのですが、笑われて終わってしまいました…。笑)
肌荒れもよくなった!
肌荒れというほどものすごく荒れていたわけではなかったのですが、どんなに保湿しても、いつもほっぺがカサカサしている感じがあったのです。
でも、これも手術後にだんだんとよくなってきて、今ではいつ触ってもふわふわもちもちになりました。
これもやっぱり、お腹の中の嚢胞から、よくない毒気が出ていたのではないかなーと思っています。
ぷっくりまんまるだったお腹
あとはやっぱり、お腹の膨らみが見るからに変わりました。
手術前の娘のお腹は、中に風船でもあるのかな?と思うくらい膨らんでいて、見るからにぽってりした感じでした。
赤ちゃんのお腹なので、ある程度のぽってりは普通によくあることだと思うのですが、娘の場合はよりぽってりというか…お腹を押してみても、張ってる感じのある膨らみ方でした。
手術後に触るお腹は、やっぱり手術前より断然スッキリしていました。
押しても変に跳ね返ってこない感じで、触り心地もふにゃふにゃした感じになりました。
緊急入院は不安だったけど
娘が緊急入院したときは、本当にどうしよう、娘はこれからどうなってしまうんだろう…と不安しかなかったです。
もともとはその1ヶ月後あたりでの手術を予定していたので、それが少し早まっただけではあったのですが、あまりにも何度も嘔吐して顔面蒼白、ぐったりした姿を見たときの焦りは尋常じゃありませんでした。(もう2度と見たくないです…)
でも結果、無事に手術を終えることができて、今とても元気に過ごすことができていて、それがなによりうれしいですし、主治医の先生はじめ、急患でお世話になった先生や、入院中に娘のケアをしてくれていた看護師さんたちには本当に感謝してもしきれません。
特に看護師さんたちは、忙しい中でも本当に親身に話を聞いてくれたり、娘を見るたびに声をかけてあやしてくれていて、これなら1人で入院していても少しは寂しくないかな?と思えました。
娘の退院した頃、少しずつ新型コロナの話題が出始め、その後どんどん感染が拡大していったことを考えると、たまたまではあるものの、タイミング的にもとても恵まれた時期に入院、手術ができたのかな、と感じています。
娘自身が何かを感じて、「今だ!!」というタイミングを教えてくれたんじゃないかと思ってしまうくらいです。
まだまだ続く経過観察
とはいえ、娘の経過観察はまだまだ続きます!
摘出した肝嚢胞は、病理検査で陰性が確認されてはいるのですが、"嚢胞があった"という事実には変わりないので、術後5年間は経過観察をして、嚢胞の再発がないかどうかを確認するそうです。
でも5年間のうちにしょっちゅうしょっちゅう通院するわけではなくて、体調に気になる点がなければ1年に1度のことなので、それほどの負担にはなりません。
再発する可能性はほとんど無いと思う。と先生には言われているのですが、やっぱり検査のときはドキドキします…。
ちなみに娘は、エコー検査でいつでもギャン泣きなのですが、さすがに4歳くらいになったら泣かずに受けられるかな…(苦笑)
不安な妊娠期・出産・手術を経て
妊娠期間に指摘された胎児異常から始まり、実際に娘が手術を受けるまで、お腹の中にある嚢胞はいったいどこ由来でいったい何なのか…?
原因がわからないままNICUから退院したときも含めて、毎日毎日が不安でした。
病院でいくら調べてもわからず、もちろんそんな状況なのでネットで調べても同じような話を見つけることはできず、どうすることもできないまま過ごしていました。
もしも同じようなことに悩んでいる人がいたら、私のこの経験が少しでも役に立つとうれしいです。
※術後の変化の感じ方などは、あくまで私の個人的なものです!