妊娠中の血糖値の基準は、実は妊娠していない普段の基準よりも厳しくなっています。
通常の場合、食後2時間経った時の血糖値が140を超えているとNGなのに対し、妊娠中は、食後2時間経った時の血糖値が120を超えているとNGだそうです。
糖負荷検査は妊娠週数28wの頃に受けるのですが、妊娠週数35wまでは血糖値は上がりやすい傾向にあるそうです。
なので、糖負荷検査で基準値をオーバーしてしまっている場合、その後もオーバーしてしまう可能性が高く、私のように食事療法では血糖値の上昇を抑えることができない場合、どうしてもインスリンの力を借りなくてはいけません。
赤ちゃんに影響があるのかどうか、私もとても心配だったのですが、インスリンが直接的に胎児に影響を及ぼした例は聞かない(ゼロとは言い切っていませんでしたが…)とのことでした。
それよりも、血糖値が高い状態が続くほうが、赤ちゃんへの負担も大きいそうです。
そのままゆくゆく高血圧にもなろうものなら、出産時に赤ちゃんだけでなく母体も危険な状態になり、自然分娩を望んでいたとしても、かなわなくなる可能性もあります。
私も妊娠後期に近づくにつれ、1人目の時には無かった足の浮腫みがすごくなり、片足だけ足首や足の甲が象の様になってしまって心配しました。
たまーに妊婦健診の時の血圧が高めの時もあったのですが、産科の主治医に確認しても特に問題なかったので安心しました。
ただ、足が浮腫むと疲れやすくなって、立ち続けたり歩いたりするのがしんどかったです。
あまりに辛い場合、産院によっては漢方などを処方してもらえることもあるそうなので、浮腫みがきつい場合は相談してみるのもいいかな、と思います。(私の場合は、妊娠中の浮腫みはよくあることなので…で終わりました。笑)
実はこの妊娠中、ある日突然、胎児異常を指摘されることになったのですが……
今思えば、このインスリンのおかげで、その異常に気づけたのかな、と思います。
ちなみに、インスリンのせいで。というわけではないので、そこは誤解のないように…。