初めての育児はわからないことだらけだったので、ことあるごとに育児本を見ながら確認していました。
息子は、首すわり・寝返り・ひとりすわり・はいはい(ずりばい)までは、母子手帳にも記入されている範囲の期間にできるようになりました。
ここまでこれといった問題もなく順調だったので特に気にしていなかったのですが、1歳の時、以前に入院していた小児専門病院での最後の経過観察の健診のとき、看護師さんに発育の遅れを指摘されたのです。
それは、ひとり歩き。
実は、息子はつかまり立ちから成長が遅れ始め、1歳の時点ではまだ、つたい歩きもできていませんでした。
この健診の時に、「1歳ではひとりで何にもつかまらずに立って1〜2歩は歩くもの」、「もし1歳半までに歩かなければ、大きな病院で診てもらったほうがいい」と言われてしまいました。
息子はつかまり立ちをしたのが、1歳になる1週間前くらいでした。
確かに歩き始めるのは遅いなーとは思っていたのですが、こう指摘されて少し不安になったのを今でも覚えています。
加えて息子は、はいはいが一風変わっていたのです!
ずりばいはいわゆる普通の、ほふく前進のようなものをしていたのに、はいはいは四つん這いではなく、座った姿勢のまま、なんとおしりでバウンドして移動していたのです!笑
そのせいもあってか、別に立たなくても歩かなくても両手は空いてるからおもちゃとか持てるし、景色もずりばいの頃より高いところまで見えるし…で、本人は満足してしまっていたのかも、と思います。
変なはいはいだなーとは思いつつ、歩かないことを指摘されたことで妙に焦り、どうしたものかと悩みました。
とはいえ、まだ1歳半までは期間があったので、もうしばらく様子を見ようと決め、特に保健センターに相談する、などもしませんでした。
結果、息子は1歳7ヶ月手前でようやく歩き始めました。
座りそうになっては引っ張って立たせて…を繰り返して、練習をしたその日にしっかりと歩けるようになりました。
温存期間が長かったおかげか、歩けるようになったら転ぶこともなく、ちょっとした坂も1人でおりたりできるほどでした。
息子はのんびりな性格なので、歩き出すのものんびりだったのかなー、と今となっては思えますが、やっぱり周りの子がどんどん歩けるようになっていくのを見るのは焦りました。(そんな私の焦りをよそに息子はおしりで楽しそうに移動してましたが…。笑)
その子その子のペースがあるんだと実感しました。
ちなみに、少し目立つおしりはいはいのおかげで、支援センターなどで他のママさんに声をかけてもらえることもありました。
自分から声をかけるのが苦手な私にとっては、それはメリットでした!
ただ、おしりで移動するために、服のおしり部分とくるぶし部分がとても汚れたのは厄介でした…。
それも今ではいい思い出です。笑